もっと⽜を
知りたいと思う。
⻑いあいだ、⽜とともに歩んできました。
でも、⽜を知り尽くしたとは、
到底⾔えません。
なぜなら、モノではなく⽣き物だから。
⼀頭⼀頭、個性があるのだから。
「⽜は、わからない」
それが正直なところです。
それでも、もっとこの命を
知りたいと思います。
仕事としてきた私たちには、
⽜に対する責任があるから。
「まだ知らない」という出発点に⽴てば、
考えられる余地は⼤きい。
どう育てるか。どう届けるか。
常識を疑い、知恵をしぼり、汗をかいて、
畜産業を前進させる。
そして、⾷の未来をつくっていく。
今⽇もまた、
まじめに⽜と向き合いたい私たちです。